検証

検証 最も荒れるG1は何か?【牡馬クラシック編】

今回はどのG1レースが荒れる傾向にあるか検証していきます。
今回は過去10年のG1レースの人気と払い戻しの額から考えていきたいと思います。

皐月賞

まず、皐月賞を検証していきます。
近年では、10番人気以下の馬は1頭しか馬券になっていません。
また馬券になった馬の人気を見ると1~3人気が16頭と半数以上を占めています。
勝馬の人気は1番人気が3頭、1~3番人気が6頭となっています。
全体を見ると固い決着になっている印象です。
2017、2018年この2年を除けば最低1頭は1~3人気が一頭は馬券になっています
クラシック初戦ということで初対決の馬が多く、荒れるイメージがありますがここ10年は
大きな波乱は見られていない印象です。

日本ダービー

次に日本ダービーの考察です。
過去10年では勝馬は1~3人気で7頭を占めており勝馬は人気上位で決まることが多く見られます。また1~3人気が18頭を占めている一方2019年のロジャーバローズを筆頭に10番人気以下が4頭馬券に絡んでいます。
2018年には200万以上の配当も飛び出していますし皐月賞よりは高配当のレースが多く見られます。

菊花賞

次に菊花賞の考察です。
過去10年では勝馬は1~3人気で7頭を占めており勝馬は人気上位で決まることが多く見られます。ただ1~3人気が13頭を占めている一方、4~5番人気が9頭、7~9番人気が5頭、10番人気以下3頭と馬券内の馬の人気にはバラツキがあります。また10年連続で1~3人気の馬が最低1頭は馬券内に入っています。

3レース比較

皐月賞、日本ダービー、菊花賞の3レースを比較すると、馬券内の人気と勝馬の人気は大きな差はありません。配当を見ると日本ダービーがほぼ全ての馬券で高配当が出ています。
平均の金額は菊花賞より皐月賞が高い結果が出ていますが、中央値で見ると菊花賞の方が高い結果になっています。

馬券の金額としては日本ダービーが馬連を除いて最高金額を記録しています。
3連単としては皐月賞、日本ダービーが100万を超える配当を記録しています。

まとめ

過去10年の牡馬クラシック戦線では、日本ダービーが最も荒れている結果となっています
逆に固い結果となっているのは皐月賞となっています。

過去10年の傾向になるので、今年のレースではこのデータも参考にしていただきたいです。