こんにちは。トカクです。
競馬にはこんな格言があります。
ダービー馬はダービー馬から
この格言はダービー勝ち馬の子供からダービー馬が生まれるという意味です。
これは本当なのでしょうか?
過去20年を遡って検証していきます。
また今回は同じクラシックである皐月賞と菊花賞。3歳G1であるNHKマイルカップも
併せて検証していきます。
日本ダービー検証
まず日本ダービーから検証していきます。
過去20年の勝ち馬のうち11頭の父が日本ダービーを勝っています。またサンデーサイレンスはケンタッキーダービーを勝っていますのでそれを含めると13頭にも登ります。
内訳としてはディープインパクト7頭、キングカメハメハ2頭、タニノギムレット1頭、ネオユニヴァース1頭となり、ディープインパクトがほとんどを占めています。
また直近10年に絞ると10頭中9頭が父がダービーとなっています。
内訳としてはディープインパクト7頭、キングカメハメハ2頭 になります。
ここ10年で限れば ダービー馬はダービー馬から という格言通りの結果になっています。
皐月賞検証
次に皐月賞を検証していきます。
過去20年の勝ち馬のうち7頭の父が皐月賞を勝っています。
内訳としては、ディープインパクト3頭、ネオユニヴァース2頭、オルフェーヴル1頭
アグネスタキオン1頭となり皐月賞もディープインパクトが最も勝ち馬を排出しています。
菊花賞検証
次に菊花賞を検証していきます。
過去20年の勝ち馬のうち7頭の父が菊花賞を勝っています。
内訳としては、ディープインパクト4頭、ダンスインザダーク3頭となっています。
ここでもディープインパクトが4頭と最も勝ち馬を輩出しています。
NHKマイルカップ検証
次にNHKマイルカップを検証していきます。
過去20年の勝ち馬のうち2頭の父が NHKマイルカップ を勝っています。
2頭とも父クロフネで少ない結果になっています。
NHKマイルカップは牝馬も出走していますし、少なくなるのも当然の結果かもしれません。
まとめ
結果的には ダービー馬はダービー馬からという格言は正しいといえます。
皐月賞、菊花賞がそれぞれ7頭に対し日本ダービーは11頭です。
やはり格言が作られるといううことはそれだけ関係があると言えますね。