競馬用語は特徴的な言葉が多いですよね。私も最初はわからない用語が多かったです。
今回は競馬用語について簡単に解説していきます。
牡馬(ぼば)、牝馬(ひんば)、騙馬(せんば)
牡馬(ぼば)はオスの馬、牝馬(ひんば)はメスの馬、騙馬(せんば)は去勢されたオスの馬を指します。
重賞の牝馬限定レースはメスの馬限定のレースを指します。
また騙馬はクラシックレースには出走出来ません。
脚質 逃げ 先行 差し 追い込み
脚質は馬の力が発揮できる走り方になります。おおまかに分けて次の4つがあります。
逃げ
スタートから先頭に立ってそのままゴールを目指す脚質です。
逃げ馬は他の馬を怖がるタイプが多いため、逃げ馬が多いレースではハイペースに
なりやすい傾向があります。
先行
道中は逃げ馬の後ろから3~4頭目までに位置取り、直線に入るところで先頭を捉えて
ゴールを目指す脚質です。直線が短い競馬場でも不利なく、オールラウンダーな脚質とも言えます。
差し
道中は中団から後方に構え直線でペースを上げ、ゴールを目指す脚質です。
直線が長い競馬場で比較的有利な脚質で、追い込み馬ほど展開に左右されない
脚質にあります。
追い込み
道中は最後方に位置し直線で一気にゴールを目指す脚質です。
直線が長い競馬場では有利になりますが直線が短い競馬場では不利になる傾向になります。
ハイペースのレースでは活躍しやすいですがスローペースでは逃げ、先行の馬が残りやすくなるので
展開に左右されやすい脚質になります。
ハロン
距離を表す単位で1ハロン200mを指します。
競馬場ではハロン棒という棒が立っています。
これは200mごとに立っていて距離を視認できるようになっています。
上がり
ゴールまでのラスト3ハロンのタイムのことです。
直線が長い競馬場では上りが速い馬が有利とされます。
競馬場で表示されている3ハロンは逃げ馬が直線に入ってから1着の馬が
ゴールするまでのタイムになります。
右回り、左回り
競馬場には右回り、左回りと競馬場によって回り方が違います。
右回り
阪神競馬場、京都競馬場、中山競馬場、札幌競馬場、函館競馬場、福島競馬場
小倉競馬場
左回り
東京競馬場、中京競馬場、新潟競馬場
馬によっては左回りだけ走る馬や右回りだけ走る馬もいます。
馬場
馬が走るコースのことで雨などの状況で状態が変わっていきます。
良>稍重>重>不良
状態が良いときは良になり雨で馬場が重くなっていくほど稍重、重と表記されていきます。
馬場状態によって得意、不得意な馬がいる為、馬券予想でも重要な要素になっていきます。
トリガミ
馬券が当たっても収支がマイナスになることです。
例えば3連複6頭ボックスで2000円購入して、配当が1000円の場合
収支としてはマイナスですよね。
このような場合のことを指します。
三冠馬
皐月賞、東京優駿、菊花賞を勝った馬を指す言葉です。
三冠馬は歴代で8頭生まれています
- セントライト
- シンザン
- ミスターシービー
- シンボリルドルフ
- ナリタブライアン
- ディープインパクト
- オルフェーブル
- コントレイル
以上の8頭になります。
また無敗での三冠を達成した馬は、シンボリルドルフ、ディープインパクト、コントレイル
この3頭しかいません。
三冠牝馬
桜花賞、優駿牝馬(オークス)、秋華賞を勝った馬を指す言葉です。
三冠牝馬は歴代で6頭生まれています。
- メジロラモーヌ
- スティルインラブ
- アパパネ
- ジェンティルドンナ
- アーモンドアイ
- デアリングタクト
メジロラモーヌのみ秋華賞創設前なので桜花賞、優駿牝馬、エリザベス女王杯での達成になります。
無敗での三冠牝馬はデアリングタクトのみとなっています。
まとめ
今回は簡単な競馬用語を解説してみました。
簡単な解説なのでそれぞれの用語もまた別の機会に掘り下げていきたいと思います。
まだまだ競馬用語は特徴的な言葉が多いのでまた解説していきたいと思います。